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リカオン経営

今までの中小企業そして制作会社というのは「ハイエナ経営」が多かったと思います。

ハイエナという動物は自分たちでは狩りをすることなく、
ライオンやヒョウの食べ残しや死んだ動物を主に食べています。

これを企業に当てはめた場合、
自社では新規顧客や販路開拓を行わず、
特定の顧客を頼りにして事業を行っているということだと思います。
取り引きしている顧客と良好な関係があるうちはいいのですが、
一旦その関係が崩れてしまうと、かなり厳しい状況になってしまいます。

僕は昔からリカオンという動物が好きなのです。カッコいいから。
リカオンは、見た目はハイエナに似ているのですが、その行動はまったく違います。

群れで狩りを行い、抜群のスタミナを持っており、
相手が疲れたところを見計らって仕留める。
狩りの成功率はライオンが2~3割なのに対して、
リカオンは7割という成功率です。
高度なチームワークと連携力がリカオンの大きな特徴です。

これを企業に当てはめた場合、
大きな企業である必要はなく、全員で組み立て、新商品を開発し、
販路開拓や価格設定も自分たちでコントロールしていく。
どんどん変わりゆく環境の中で、企業自体が主体性を持って取り組むことは本当に重要だと思います。

ライト・ア・ライトが目指すのは、やはりリカオン経営です。
小さな所帯の会社ですが、それぞれが役割を果たしながら、業務を進行していく。
チームワークができていないと乗り切れないですし、
ライト・ア・ライトの社員自体がチームワークの大切さをよく理解し、使いこなしていると思います。