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多能工

製造業で、多能工という言葉がよく使われるようになりました。

多能工というのは、一つの仕事ではなく、複数の仕事をこなすことができる人材。
例えば、急の病欠などで、人が足りなくなった時、他の部署から応援に向かうことができる。
人不足が続いている業界では、このように多面的に働ける人のニーズが高まっていますし、
そうやって人不足を補おうという動きが出てきています。

これは制作会社の業界でも同じことが言えると思っています。
ちょっと事情は違うのですが。

制作会社の業界は、ライト・ア・ライトを含め、
資金力が潤沢にあるところは少ないと思います。
当然、仕事の数も波があります。
そういう状況下で、働くスタッフに空き時間が出ないようにするためには
複数のスキルを持ち、その都度、事情に合わせてスキルを使い分けるということが大事。
それによって、無駄な時間が生まれないばかりか、
多くのスキルを持つことで、そのスタッフ自身の稀少性は高まっていきます。

ライト・ア・ライトのスタッフで、
一つの仕事をしている人はいません。

経理の女性でさえ、スタイリストと写真撮影をすることができます。
デザインと映像の両方で活躍するスタッフもいます。

そして、それが決して苦痛ではない。
むしろ新しいことを覚えることに喜びを感じていると思います。

健全な向上心を持つスタッフが、今のライト・ア・ライトを支えています。