若い頃は、年長者に仕事を依頼することへの躊躇がありました。
自分のような若者から先輩に指示を出すのが申し訳ないような。そんな感じがしていたものです。
特に同じライターの先輩に仕事を依頼したり、
その内容に修正を加えることがおこがましいと思っていました。
自分が年を重ねて、
若いスタッフといっしょに仕事をすることも多い。
そして、自分の立場からすると、
若いスタッフにダメ出しされることが嫌なことではないんです。
むしろ、何も言ってくれないほうが僕は嫌です。
これは年長者の多くが同じように思っていることだと思います。
けしからん!なんて思わないです。
ライト・ア・ライトのスタッフは、
外部の人に仕事をお願いする機会が多い。
そして、それはキャリアに関係なく、
若いスタッフが外部に発注することも多々あります。
自分は経験が少ないからとか、
まだまだ下っ端だからみたいな遠慮は一番悪い。
どんどんオーダーを出してほしいし、
仕事を頼まれたほうは、そんなことで不機嫌にはなりません。
ちゃんとリスペクトを持ったうえで、発注すれば、まったく問題はないのです。