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デザイン経営

デザインには、
広義のデザインと狭義のデザインの二つがあると思います。

例えば、ライト・ア・ライトで
企業のデザインを担当させていただく場合、
以下の4つが「デザイン」の役割になると思います。

⓵問いを見つける

⓶想像を可視化する

⓷整理し、わかりやすくする

⓸心を動かす形をつくる

そして、⓵~⓷に該当するものが広義のデザイン。
⓸が狭義のデザインとなります。
狭義のデザインというのは、例えば、パンフレット、ロゴデザインなど、
目に見える部分であり、多くの人がデザインと考えている部分。
そして、それは、ただ一つの部分であり、
それ以外は企業内で行われており、人目に付くことはありません。

⓸はアウトプットが伴うだけに目立つ部分なのですが、
広義のデザインの部分こそが重要だとライト・ア・ライトは考えています。

企業が抱える課題を明確にし、それを提示する。
まだわかりにくい場合には、細かく整理を行い、一目瞭然のものにする。
企業とそれを共有することで、多くの人の目に触れるデザイン領域へと進んでいきます。

ライト・ア・ライトの得意先は、大企業だけではありません。
小さな企業のほうが圧倒的に多い。

ただ、その企業規模にかかわらず、小さい企業で効果を上げているところは多い。
それはなぜかと考えれば、
企業の経営者がデザインに深く関わっていることが要因だと思います。
経営者の方々も、⓸のデザインになると「私はセンスがないから」と言う方もいらっしゃるのですが
⓵~⓷のデザインについては、経営者の考え方によって大きく左右されますし、
その考え方を直接お聞きすることで、効果は圧倒的に変わってくると思います。

投稿のタイトルに、デザイン経営という言葉を置きました。

経営者の方に、絵を考えてほしい、どの色にするか選んでほしいということをお願いしているわけではありません。
ご自身の企業のことを聞かせていただきたいのです。トップの言葉は企業そのものだと僕は思っています。
そして、どんどん口を出してほしいと思うのです。