ビジネスをしている以上、お金というものと
無関係ではいられません。
僕は会社員をしている時から、
自分の時給というものを勝手に決めていました。
これくらいの給料をもらっている。
であるならば、それを時給にすれば、
これくらいの金額になる。
それを意識して仕事をしていました。
僕は独立して事業をしたいという気持ちはまったくなくて、
ある意味、自分を律するためのゲームみたいなものだったと思います。
今日は時給に見合った働き方ができた。
今日はぜんぜんダメだった。
そういう風にお金を尺度にして、
自分の仕事を見ていました。
今思うと、ゲーム感覚だったものが、
独立した時の準備になっていたのかもしれません。
ちゃんと自分の仕事を数値化する習慣を20代の頃に身に着けていました。
自分の時給を決めることの効果は、
時間の使い方にあらわれます。
その仕事に対して、どれくらい時間をかけられるかということがわかるからです。
さらには、
自分が会社にどれだけ貢献しているか、自分がどれくらいの金額が稼げるのか、
そういうものまでわかります。
若いうちに、時給の感覚を磨いておくこと。
これを知っているだけで、後々大きな差になります。