大きな仕事に挑戦することで、得られるものはたくさんあります。

例えば、その仕事が競合コンペだった場合。
その仕事自体を獲得することが最初の目的になります。
仕事のサイズが大きくなることでページ数が増えますし、
調整すべきことも増える。企画書の勉強になります。
また大きな仕事を獲得したということで評価を獲得でき、
自身の宣伝にもなります。

例えば、コンペで獲得し、実施することになった場合。
仕事のサイズが大きくなることで、
そこに関わる人の人数が大幅に増えます。
チームビルディングを学ぶ機会になりますし、
今まで接点のなかった制作者とつながる機会にもなります。
ここでお互いの考え方を交換することで、
協力関係に発展する場合は少なくありません。

例えば、その仕事に企業取材が伴う場合。
訪問した企業は、次のライト・ア・ライトの得意先になる可能性があります。
そこで関係性を築いておくことで、次のアクションが起こしやすくなります。

例えば、金額のマネジメントを担当する場合。
全体の予算のやりくりを学ぶことができます。
さらには、相場感をつかむことができるので、
次に外注する場合の目安を知ることができます。

これは実際にあった仕事です。
ライティングの部分をすることはもちろん大切なことですが、
ただ書くということだけをしていると得られるものは、
その対価と経験だけです。
多くの業務を担当することで、得られるものは格段に増えていくのです。