この仕事に携わるまでは、「産直」というのは、
生産者が商品を並べる場所を提供する仕事だと思っていました。
それだけだけと思っていた。
僕は4年前に知人の紹介で、
産直施設の店長と出会いました。
それが大きな転機になったと思います。
この店長とは、最初からすごく波長があった。
面白いことができそうな予感がした。
その直感が間違いでなかったことを今思います。
僕なんかがやったことが小さいことです。
ただ、僕と店長が出会うことで、
たくさんのことを形にすることができました。
そして、産直の仕事がとてもクリエイティブなものだと
考えるようになりました。
売れる商品を自分たちで作り上げることができる。
戦略を立て、道筋をつくり、生産者たちを口説いていく。
食の魅力を発信することで、多くの人を集めることができる。
本当にクリエイティブな仕事ですし、本当に面白い。
二人の頭の中で始まった構想は
形になるだけでなく、多くの賛同者を生んでいきました。
小さな風は、大きな風になりつつなる。