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「ズレ」を武器に変える

人それぞれに「ズレ」があると思います。

「あの人の言うことは、いつもズレている」
「頼んだんだけど、ズレたものが上がってくる」

そういう言葉は仕事の現場でよく聞かれます。
そして、ズレによって、その人に対する期待値はどんどん下がっていきます。

僕は冒頭にも書いた通り、
人間というのは、大なり小なり「ズレ」を抱えていると思っています。
そして、その「ズレ」を自分で気づけるかどうかが大事だと思っています。
「ズレ」というものは、ほとんど矯正ができませんから。

かくいう自分もズレまくりです。
「これは人との受け取り方が違っているな」
と感じることは多々あります。
ただそれを認識して、活用する、武器に変えるということは意識しています。
それが出来ていないと、単なる「ダメな人」に周りからは見えてしまうからです。

例えば、野球。
多くの人は選手のパフォーマンスや
プレーの中で起きるドラマに目が行くと思います。

僕はそれ以上に、チームの編成と言う部分に惹かれる。
これも「ズレ」です。世の中とは大きくずれている。

ただ、野球というものには多くの人が興味関心を持っている。
多くの人が関心を持っていることと、自分のズレを上手く結びつけることで
それは対価につながったりします。

一方でそのズレに気づけず、ただ放置していても、
評価も得られませんし、社会の中でどんどん孤立していく。

僕は「ズレ」というのは「個性」にもなると考えています。
「ズレ」を武器にするという思考に立てるかどうかが大事だと思います。