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BtoB企業のブランディング

ブランディングという言葉が使われます。

その多くがB to C企業について語られているように思います。
選ばれる企業になるための方法論として、
「好き」とか「愛着」という感情を持ってもらうための方法論として。

その中にあって、BtoB企業がブランディングに取り組むことによって、
成果を上げている実例が増えていることを実感しています。

「うちは一般の人を顧客にしていないから、ブランディングをしても意味がないだろう」

そういう声が数年前までありました。
ただ現在は、建設会社などでもブランディングに取り組むことによって
成果を上げ始めています。

それは、売上ということだけでなく、リクルートや信頼性という部分が大きい。

ブランディングは結果として、デザインとして現れることが多いのですが、
それ以上に、ブランディングの過程で、
会社のことを今一度考え、
目指すもの、存在する意義を考え、
それをちゃんと明文化していくことが大事。

そして、それは、求職者の志望理由になっていきます。

県北の小さな町の企業に、若い人が集まり、
新しい取り組みをどんどん始めている。

そういう実例を見るにつけ、
デザイン先行のブランディングではなく、
本来のブランディングというものが浸透してきていることを感じます。