リクルートホールディングスの
社長兼CEOだった出木場さんが
「失敗させないマネジメントはマネジメントではない。
失敗させるマネジメントが一番だ」
と言っていたのを見て、すごい経営者だなと思ったことがあります。
この頃の若者を見ていると、
失敗することを極端に怖がる人が増えているように思います。
たとえ、その人が失敗したとしても、
それは担当を任せた僕の責任。
若いうちだからこそ、キャリアが浅いからこそ、
失敗は許されるのです。
それなのに、それを避けて通る人がいる。
新しい挑戦を前にして縮こまっている人がいる。
自分の頭で真剣に考え、
そして、それを実行している中で
失敗してしまったことはしょうがないことだと僕は思っています。
ただ、自分で考え、行動しなかった場合は、叱ることがある。
「これだったら、いける」という確かな手ごたえのないまま、
曖昧な状態で仕事を進めて、失敗する。これはダメだと思うのです。
失敗することはダメなことではありません。
それを糧にして、次に生かすことができる状態に持っていく。
それが大事だと思います。
だから、失敗を恐れず、どんどん挑戦していったほうが良いと思うのです。