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俯瞰で自分を見る

自分を客観的に見る。
それは僕にとって、天井くらい高さから
自分を見てみるという感じに近いです。

俯瞰で自分を見る

ということです。

ある時は、ずいぶん短期な親父
ある時は、しょぼくれた初老の男
ある時は、右往左往する情けない社長

そういう風に俯瞰の位置から見てみる。

例えば、部下に小言を言っている時にも、
どこかに冷静な自分がいて、それを見ている。

「くどくど言って、どうしようもねえなあ」
ともう一人の自分が言っている。
そういうことが頭に浮かぶと、
小言を言っている自分がすごくカッコ悪く見えてくるのです。
そして、冷静になれる。

僕はテレビドラマを見ている時に、
このドラマの中に今の自分がいるとしたら、
どんな役だろうなと想像したりする。

主人公の相談相手とか
主人公を貶める敵とか
主人公の持ち上げる太鼓持ちとか

そういうことを想像することで、
同じように客観的になれるのです。

以前、うちの社員に、
「半沢直樹と最後に対決する敵役」と
言われたことがありました。

そんなに悪そうに見えるんですかね。