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社会人になった時にわたされる白い紙

社会人になった時に、1枚の大きな白い紙を渡される。
それは、本当に大きな紙で、真っ白。何も書かれていない。

社会人になった時に、たった一度だけ渡される。
この一枚を一生使っていくのだから大切にしろと言われる。

あなたは、その1枚の紙を手に歩き始める。
そして、歩きながら、その時々で立ち止まる。
立ち止まった場所を白い紙に書き込み始める。

長い旅は続いていく。
立ち寄った場所が増え、どんな場所だったかを書き入れていく。

それはあなただけの仕事の地図になっていく。

近かったゴールは遠くへと再設定され、
寄り道や分かれ道もある。

それはあなただけの仕事の地図になっていく。

その地図は本当に様々だ。
町内だけの地図もあれば、大陸超えるような地図もある。

仕事の地図は、誰にも似ていない、あなただけの地図であり、
そこには、場所とともに、仕事のやり方、乗り切り方、対処の仕方、
そんなものが書き込まれ、どんどん埋められていく。

空白の多い地図を作るのか、
びっしりと隙間なく埋め尽くされた地図を作るのか。
それはあなた次第なのです。