「スピード!」の続きです。
仕事の遅い人は、仕事を「得体の知れない大きな塊」と見ている人が多いのです。
得体のしれない大きな塊を目の前にしたら、それは怖いと思います。
大きな塊は恐ろしいものに見えてくる。身体を動かすことはできなくなってしまいます。
ただ、その大きな塊を細かく砕いていくことで正体が見えてくるのです。
具体的にやるべきことがわかってくるのです。
例えば、「企画書を書く」という場合に、
それを細かく砕いていくのです。
例えば、企画書に書くべきことを
細かく細分化していく。
〇企画の考え方
〇競合分析
〇今回の企画のコンセプト
〇具体的表現案
〇スケジュール
〇スタッフ体制
砕いていけば、具体的にやるべきことは見えてきます。
上から順番に進めていかなければならないという理由はありません。
求められていることは、期間内に「企画書を書く」ということだけです。
競合分析から始めてもいいし、スケジュールから始めてもいい。
いいアイデアが浮かんだならば、具体的表現案から進めたっていいのです。
やるべきことを細かく砕くことで、分解することで、
すぐに動き出すことができるのです。
「得体のしれない大きな塊」は「小さな事柄の集合」でしかないことが理解できることで、
仕事に手をかけるスピードは格段に速くなるのです。