「スピード!」の投稿の続きです。
仕事のスピードを上げるために重要なのは、
目標の設定です。
目指すゴール、自分の未来像もそれに当てはまるものだと思います。
多くの人が間違うのは、
「まずとにかく知識を身につけよう。知識があれば、
仕事を速くできるようになるはずだ」
ということです。手段が先になってしまっている。
一部では正しいかもしれないけれど、多くの場面で通用しない考え方です。
例えば受験勉強を考えると、
まず第一に「目指す学校」を設定するはずです。
そして、その学校に合格するために
受験に必要な科目の強化であったり、出題傾向を調べる。
計画を立てていきます。ここで「手段」が求められるようになるのです。
この目的を定め、計画を立てて、そして行動に移すというのが
スピードを上げるものであり、効果につながるものです。
難しいのは、受験と違って、社会人の目的、目標になるものは千差万別です。
たくさんの目標となりえるものから、自分にふさわしいものを選び出さなければならない。
価値観が違えば、設定する目標も異なるはずです。
目標設定というのは、
人から教えられるものではなく、あるいは手助けを受けるものではなく、
自分の内側から聞こえてくる声のようなものです。
自分の内側から湧き出たものでない限り、
人間というのは実行までつなげられない生き物なのです。