昨日の「スピード！」の続きです。

スピードを「３つのすぐ」を意識しなければなりません。

「すぐやる」、「すぐ出す」、「すぐ答える」の３つです。

「すぐやる」
依頼された日に、ほんのちょっとでも取り掛かること。
今はすぐにアイデアが出ないから、
ちょっと寝かせてみよう的な発想は何も良いことがありません。
人間はどんどん忘れていきます。ほんの少しでも手を付けることで、
その忘れる度合いはかなり軽減できます。

「すぐ出す」
締め切りの期限よりも早く出すこと。
もし内容に間違いがあったとしても、締め切りよりも
早く出すことによって、リカバリーできる時間ができます。
ギリギリ体質の人は、たいがい成果が出ません。

「すぐ答える」
その場で暫定的な回答。そして3日以内に正式な回答を出す。
暫定回答さえできない場合は、いつまでに回答を出すかを
その場で期限を切る。

この「３つのすぐ」は新人でもすぐにできることです。
要は気持ちしだいなのです。その人の仕事への向き合い方を示すものと言っていい。

仕事を始めて、最初の1年はボーナスタイムです。
この時期に「３つのすぐ」ができている人は、
周囲からもポジティブな評価を得られる可能性がある。
それほど大事なものなのです。

上司やクライアントから仕事を頼まれた時、間髪入れずに「やります！」と
意思表示することは、多くのものを自分の元に引き寄せてくれるのです。

この「３つのすぐ」を意識しているか、していないか。
それだけで大きな差になっていくのです。