ここ最近の投稿は、
知り合いの経営者の方々からの反響が大きかった。
それだけに若い社員、キャリアの浅い社員の対応に
悩んでいる方は多いのだと思います。
僕がお付き合いしている経営者の方々から聞く悩みで
一番多いのは、社員に関することです。
それだけ人間と対峙するのは難しく、
そして時に歯がゆさを感じるのだと思います。
経営者の多くは、以前働いていた会社から独立した方が多い。
ライト・ア・ライトの得意先にいたっては、
ご自身が起業したケースが一番多いと思います。
こういう方は当然のことながら、
会社員時代も優秀な方が多い。
だから、起業して成功するのだと思います。
その一方で、マネジメント、社員教育の面では
悩みを抱えていることが多い。
(僕自身もそうです)
こうやればいいのに、こういうやり方を試してみれば。
そういうアドバイスをしても、なかなかその通りには動いてくれない。
そういう悩みはいくらでも聞きます。
自分の若い頃とは違うのかなと自信がなくなることも多い。
ただ、ある鈑金会社の社長さんが、こんな話をしてくれました。
「優秀なやつは、他の人間と同じことをやっていても差がつかないことをわかっている。
時代が違うとか、考え方が違うとか言いますけど、結局優秀なやつは昔も今もそんなに変わらないですよ」
ちょっと勇気づけられるとともに、
経営者というのは、これからも生まれ続ける悩みを背負っていかなければならない運命なのです。
そして、その運命を楽しめることも経営者の大事な資質なのかもしれません。