日本人は議論が下手だと言われる。
それは、問題と人格を切り離して考えなければならないのに
それをいっしょくたにしてしまうからです。
例えばアメリカのように、多くの人種が同じ国。
そういう国の人は議論の仕方がうまいと思います。
日本の場合、多くが問題と人格を切り離して議論できないため、
感情的なものに陥りがちです。それは本当に見苦しいし、あまりにも幼い。
問題の解決ではなく、相手を打ち負かしたいというような議論ばかりです。
誰もが完璧ではありません。
それを理解した上で議論を始めるべき。
そして、問題の本質に人格はあまり関係ないのです。
例えば、仕事がうまく進まない人がいるとします。
あの人はああいう性格だからでは、何も解決しません。
なぜ、仕事をうまく進まないのかを考えなければならない。
・そもそも仕事を理解していないのではないか?
・では、なぜ理解できないのか?
理解してもらうためにはどうすればいいのか?
・理解してもらったうえで、どういう行動をしてもらえばいいのか?
・そのために周りがサポートするべきことは何か?
というように議論を深めていくことができます。