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社長は敏感

撮影取材を行う中で感じるのは、
社長というのは敏感ということです。

対面している人間のことをよく観察しているし、
短い時間で見定めようとしている。
そして、その時の印象を大事にしています。

社長というのは、提案を受ける立場です。
そして、その提案の内容以上に重視しているのは、
その提案している人間が今までどんな仕事をし、
その仕事とどのように向き合ってきたかということです。

知り合いの社長の多くは、たいがい同じようなことを言います。

人間が話すことには、どうしても過去がにじみ出る。
その人間のやってきたことが伝わってくる。
それを知ることで、信頼出来る人間かどうかがわかると言います。

その通りだと思います。

自信なさそうに提案する人間は、
自分がやってきたことに自信がないから、
説明に自信が持てないのです。

だから、怖々とした話し方になります。
そういう人間は結果信用されません。

僕はスタッフには、提案の際には、
「今日は御社に貢献できるアイデアを持ってきました」
というスタンスで、堂々と説明することを求めます。

自信を持って説明できないものは、賛同を得られません。
自信のない人間の言うことを信頼できる人は多くありません。