打ち合わせには、品質があると思います。
どんな仕事も、最初は打ち合わせから始まります。
それは得意先と行われるものであったり、
社内スタッフで行われるものもあります。
この初期動作が実は仕事の質を左右すると考えています。
そして、その「品質」を意識している人が少ないのも事実。
だから差が付きやすいのです。
相手の話を聞いてくればいいんでしょ?
なんて思っていたら大間違い。
相手の話を聞くことは当たり前ですが、
あらかじめ打ち合わせのゴールを設定し、
そこまでどのような方法で導いていくのかなど、
けっこうクリエイティブな作業です。打ち合わせは。
僕はキャリアの浅いスタッフを同席させる場合には、
「どんな打ち合わせをするか、ちゃんと見ておきなさい」と言います。
ただ漫然と出席しているだけでは身に付きません。
そして、自分だったら、こういう打ち合わせにするという
自分なりの理想形を作ることも大事です。
要は、その仕事における「良い打ち合わせ」はどんなものを考えることが大事です。
ライト・ア・ライトの得意先は多種多様です。
一つとして同じパターンはありません。
ですからマニュアルに当てはめることができないのです。
(何度もマニュアル化を試みましたが無理だとわかりました)
だからこそ、打ち合わせの最中は
頭をフル稼働させて、自分の考えをぶつけられるようにする。
打ち合わせが下手な人は、
的外れな内容になりがちですし、
仕事もスムーズに進みません。
これは断言できます。