結果を出したい。
その気持ちが強すぎて、
何とかビッグアイデアをひねり出そうとしている人がいます。
それはまったく間違いではありません。
ただ、ビッグアイデアというのはなかなか出てこないものです。
アイデアが思い浮かびません。どうすればいいですか?
と社内のスタッフに言われることがある。
そう聞かれた時に僕が答えるのは、
「誰もが思いつきそうなアイデアを一番早くやる」
ということです。
画期的なアイデアである必要はまったくないのです。
誰もが思いつきそうなアイデア。
これは裏を返せば、誰もが想像できる、わかりやすいものです。
一番早くやる。
思いついたら、時間をかけることなく、素早く形にしてしまう。
これが重要ポイントなのです。
多分、これを聞くと、そんなものでいいのかな?と不安になるかもしれませんが、
そんなものでいいのです。断言します。
時折、こんな言葉も聞きます。
それ、自分も思ってました。
やろうと思ってたんです。
これが一番かっこわるい。
アイデアは思いついたとしても、行動に移さない人は多い。
アイデアを思いついて、実行して、形にする。
たとえ不完全であっても、それは改善のためのデータになるのです。
いろいろ言い訳を見つけて動かないよりも、
たとえうまくいかなくても、行動を起こした人間のほうが偉い。
そして、最終的に結果を残すのは、そういう人です。