自分のことを他の人は理解してくれない。
たぶん、自分は他の人とは違うのだ。
そういう思考に陥る人がいます。
これは制作者として、非常に危険なことだと思います。
広告の仕事、コミュニケーションの仕事というものは、
届けたい相手はごく普通の人です。
だから、普通の感覚を持っていることがすごく重要なことだからです。
危険な思考に陥っている人は、
時間が経つことで、さらにねじ曲がっていくことが多い。
理解されない自分
↓
自分の作るものを理解できない人はバカ
↓
バカには何も言っても仕方ない
↓
自分のことをわかる人だけを相手にしていく
そういうサイクルを繰り返すことで、
周囲からどんどん孤立していく。
殻に閉じこもっていく。
いいことは何一つもない。
他の人とは違う「特別な自分」という考え方を捨て去り、
他の人を理解しようとう考え方に変えていく。
それは、広告やコミュニケーションに仕事だけでなく、
どの仕事にも共通している大事なことだと思います。