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行動の質にこだわる、結果の質にこだわる

ずっと継続しているのは

「行動にこだわり、結果にこだわる」ということです。

たくさんの後輩を見てきました。なかなか結果が出ない人がいます。
そういう人に限って、
「結果だけでなく、プロセスも評価してほしい。会社に談判してほしい」と口を尖らせて言う。

僕はそういう後輩に対して
「わかった。では、プロセスが良かったのに、なぜそれが結果でないかを教えてほしい」と聞く。

たいがいの人は、そこで言いよどんでしまいます。
それは「一生懸命」に「努力」しました。ということだけで、
結果につなげる「考え方」が抜け落ちているのがほとんどです。
「一生懸命」に「努力」するのは当たり前であって、
結果とは違うものです。それを評価してほしいというのはおかしい話。

表題にも書いているのように
「行動」には「質」があり、「結果」にも「質」があります。
この「質」は言い換えれば、「考え方」をちゃんと伝えているかということです。

多くの仕事の場合、
「行動」している人は、一生懸命やっているのが目に見えてわかる。
ただ、それが「結果」につながらなかった場合、
「一生懸命やってくれたけど、結果はさっぱりだった」という評価になります。
特にお金を出している得意先からすれば、こんな結果は簡単には容認できない。
できるはずがありません。望む効果に達していないのに、評価してくれというのはありえない話。

だから僕は、
「行動」や「結果」に全力を尽くすだけでなく、「質」の部分にも同じように力を入れる。
自分がなぜこのような行動をしているのか、そして、それはどんな結果につなげたいのか。
それをちゃんと話し、伝えるようにしています。コンセンサスを得るようにしています。

そうすることで、「行動」の「質」の部分には納得しているが、「結果」には満足していない。
という評価になっていきます。そして、それが得意先に十分に理解されていることで、
次の改善を一緒に考える場を作ることができるのです。
だから行動の質、結果の質にこだわるのです。
仕事は「点」ではなく「線」です。
どのように目指す目的に近づいていけるかを、得意先とともに考えるのか。

それが企画制作会社ライト・ア・ライトのあるべき姿だと思います。