新人の頃、先輩に言われたのは、
「給料というのは、社会がおまえに付けた値段。
給料が安いと嘆くけれど、それは世の中が、
『おまえにはそれくらいの価値しかないんだよ』と教えてくれているんだ。」
売上の単価が低いのは、そのくらいの価値しかないと思われているから。
売上の件数が少ないのは、仕事を出したいと思っている人がそれほどいないから。
また違う先輩には、
「仕事の対価は、ありがとうの数」とも言われました。
高い見積もりを出したのですが、それが得意先に通ったことがありました。
「それは、得意先がおまえに感謝しているから。
値段は高かったかもしれないけれど、それに見合うと認めてくれたということ。
金額は『ありがとうの数』。だから、胸を張れ」
多くの先輩から授かった金言は、僕の軸になっているし、
社員にも伝えていかなければならないと思っています。