僕の机の上には、A5の紙をクリップで束にしたものがいつも置いてあります。
これは思いついたアイデアを書き留めるものとして使っています。
これはプリントしたものの裏紙です。

僕の企画は、常にこのA5サイズの裏紙のメモから生まれます。
A5というサイズがポイントなのですが、小さいサイズなので、いつも身の回りに置いておくことができます。
さらには、小さいサイズなので、たくさんのことを書きこむことができません。
アイデアのエッセンスの部分だけをわかりやすく書くようにしています。
ルールは１枚につき１アイデアだけを書く。
時には数枚を机の上に並べて、アイデア同士をくっつけたりするのにも便利です。

このA5の裏紙から生まれたアイデアが、企画書に落とし込まれ、
時には、数百万、数千万というお金に変わるという経験をしてきました。

あとは捨てられるだけだった紙から、お金が生まれることはとても不思議であり、
面白いことだと思っています。

机の上のこのメモ用紙の減り方が少ない時は、
「企画していないなあ」とちょっと不安になります。
僕にとっては、すごく価値のある裏紙であり、
自分の企画量の指標にもなっているのです。