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需要

以前、引退について、友人と話したことがありました。
今でもそうですが、僕はどのような引退をすべきかを考え続けています。

その話を友人と話した時、こんなことを言われました。
「引退時期は、あなたが決めることではないですよ。『需要』が決めるのです」
言われてみればその通りで、僕の仕事は、自分がやりたいと思っても、
その場を与えてもらわない限り、あるいは自分で作りださない限り、
仕事になることはありません。価値を認めてもらわなければお金になりません。

「需要」という言葉から、僕はいろいろなことを連想します。
多くの人に支持されて、必要とされて、喜ばれなければ、
僕のやっていることに「価値」はないのです。
そして、その事実から、自分の力ではなく、周りの人に活かされていることを実感します。

自分の価値は、他者が決めている。そのことを認めることから始めることが大事だと思います。