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ライバルは10代の自分

先日、得意先の社長と食事をした際に、
お互いの10代の頃の話になりました。
そして、同意見だったのが、
「高校生の頃にモテていた奴は一生モテる」という説です。

小学校の頃は、頭がいい、足が速い、面白い、そんな理由でモテる子がいます。
しかし年齢が上がることによって、より多岐にわたる判断基準が育まれていきます。
そして、その「むきだしの原型」が完成するのが高校生というのが共通した意見でした。
だから、「むきだしの原型」の時に愛される人間は一生愛される。
(時々、それが仇になって持ち崩す人間がいるというのも共通した意見)

だから、評価がほぼ確定した高校生の自分こそが最大のライバル。
社会人では、10代の自分と違う評価を得られるかがポイントになるのかと。
「高校生の頃、あの人があんなになるなんて想像できなかったよね」
そう言われるような人生にしたいとうなずき合いました。

さらに、その社長と一致したのは、
「成果を挙げる人間は、どの職種についても成果を挙げる」というものです。
前の職場で、すごく仕事ができる後輩がいました。
彼は広告の仕事から保険の仕事に転職したのですが、やはり同じように成果を挙げている。

ふと思えば、「高校生の頃にモテていた奴」と「仕事で成果を挙げる人間」に共通しているのは、
自分ではなく、相手を先に考えることが習慣になっていることです。