仕事する人を選ぶことは、すごくクリエイティブなことだと思います。
大きな仕事の時には、どうしても安全性を重視して、
実績のある人を選んでしまう。
ただ、そうなることで想像の範囲内の仕事になってしまうことが多い。
僕はギャンブル的なことも好きなのです。
こういうメンバーで仕事をしたら、どんな仕上がりになるかワクワクしてしまう。
想像がつかないからこそ面白いと思ってしまう。
だから、キャスティングする際にも思い切ったことをすることがあります。
前から気になっていたデザイナーの方がいたのですが、
なかなか声をかけるタイミングがなかった。
そういう中で大きな仕事のプレゼンが舞い込み、
その方にお願いすることにしました。
うれしい連絡があり、新しい仕事が動き始めます。
そして、そのデザイナーで勝てたこともすごくうれしいことなのです。