以前働いていた会社の先輩が
クリエイティブディレクターという仕事を
「星を指し示す仕事」と説明してくれました。
向かうべき方向を明確にチームに示し続けていく役目。
ともに働く仲間の一歩前を歩き、時には鼓舞しながら突き進んでいく。
そんなイメージです。そして、若き日の自分はいつかそんな存在になりたいと強く思いました。

数年前に亡くなった岡康道さんは、
「メンバーが耳を疑うような指示を出す」
それがクリエイティブディレクターの仕事と言っていた。
深く考えたすえに、意表を突く確度から最適解を導き出す。
そして目の前にそびえる課題という壁を越えていく。

この二つのクリエイティブディレクター像は、僕の理想であり続けています。
そして、この二つを携えていけば、怖いものなどないと言えるのです。