知識と知恵。
似ている言葉ですが、その内容は大きく違います。
知識は、知ること、知っている内容。
知恵は、知識を活用する能力。
知識だけの人は、これからの時代はなかなか厳しい。
なぜなら、知識量で言えば、AIにかなわないですから。
得た知識をどのように結び付けて、そして、それを独自性あるものに変えていくか。
それが知恵のある人の振る舞いであり、AIに対抗できる人です。
仕事をしていても同じようなことを感じます。
例えば、企画会議をしていて、
「あそこにはこんな事例があった」
「こういう取り組みで成果が上がった」
「こういうやり方でマネタイズしたそうだ」
知識のある人はそんな話をしてくれます。
ただ、その事例をこの仕事でどのように活用するの?
という話になると、とたんに黙り込んでしまう。
知識を活かせていないのだなと僕は思ってしまうのです。