「がんばれベアーズ」という映画があります。
少年野球のチーム。そのチームのメンバーは、他の有力なチームに入れない子たちです。
何かしらのハンデを抱えている彼らは、まわりの子供たちからもバカにされている。
そういう子たちがチームを作り、快進撃を続けていく。
僕が書くと本当につまらない話になっていまうのですが、これが本当に面白い。
映画史に残る映画だと思います。
今、放送中の「下剋上球児」もそれに似ている。
主役は「底辺校」と言われる田舎の学校の小さな野球チーム。
やる気のない生徒が指導者の熱意によって変わり、
甲子園へと駆け上っていく話です。
僕は野球が好きなので、仕事にもその考え方を当てはめることが多い。
課題を抱えていない会社などこの世にほとんどないと思います。
ただそれを今いるスタッフの力が足りないとか、そういうものに理由を見つけるのは明らかにおかしい。
このチームでどうやって戦うのか、このメンバーで最大の力を発揮するためにどうするか。
それを考えるほうが、よほど建設的だし、結束力が高まる。
指導者を見た時にも、
強いチームで力を発揮する監督がいる一方で、
弱いチームを育てることで力を発揮する監督も確実にいます。
僕は明らかに後者。
さて、このチームでどうやって勝っていこうか。
そっちのほうが断然向いている。