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原点

僕が企画の説明をしている時に、本当に時々ですが、
「菊地さんは、やっぱり博報堂にいた人なんですね」と言われることがあります。

最近、仕事の資料として、過去の企画書を見ていた時に、
博報堂の企画書と自分の書いた企画書が、
論理の構成がとても似ていることに改めて気づきました。
自分では、そんな意識はないのですが、
知らず知らずのうちに、考え方をなぞっているような感じ。

「三つ子の魂百まで」ではないですが、
自分が意識しないところまで浸透している「イズム」なのだと思います。

たくさんの先輩方が試行錯誤しながら、改善を重ねながら、
作り上げてきたスタイルは僕の中に生きていますし、今の自分を支える強固な土台となっています。
本当に感謝の気持ちしかありません。

そして、それを自分なりにアレンジして、ライト・ア・ライトのスタイルに昇華させていくことが
僕の役割なのだと思います。