好奇心を持つということは大事なことです。
ただ、好奇心には二つの種類があります。
【1】興味のあることを、見つけること
【2】興味のないことも、面白さを見つけること
もうおわかりだと思いますが、【1】がアマの好奇心、【2】がプロの好奇心です。
元テレビマンだったという温泉経営者がいます。
この方は仕事で温泉番組の取材をたくさんしていた。
テレビの仕事をしているわけで、温泉に興味があるわけではなかった。
ただ、たくさんの温泉を取材していく中で、
どんな温泉が支持されるのか、どうやれば経営がうまくいくのかがわかってきた。
興味のなかったことに、面白さを見つけてしまった。
そこからつぶれそうな温泉を買い、立て直し、人気旅館にしてしまった。
人気の女性ドローンレーサーがいます。
この方は、自撮りが趣味だった。
他の人とは違う自撮り写真を撮りたいという気持ちから
ドローンを使った自撮りを始めた。
自撮りが入口ではあったけれど、
ドローンを自由自在に操作するという面白きを見つけてしまった。
そして、今ではドローンを操ることが彼女の仕事になった。
プロとは、お金に変える技術を持った人です。
そして、そういう人はその人が持つ好奇心自体が違うのだと思います。