僕の名前は「健二」と言います。
これは父親が付けてくれたものです。
中学生くらいの頃に、
なぜこの名前を付けたのかを聞いたことがありました。
「今、言ってもわからないから」
とはぐらかされた。
次に聞いたのは、社会人になった時でした。
その時に父親が初めて名前の由来を教えてくれました。
「健康が一番大事だと言われる。だけれども、
これからの人生で、その健康よりも大事なものを見つけてほしい。
健康は二番目に大事なもの。それよりも大事な一番を見つけてみろ」
これは社会人になった自分への激励も込められていたと思います。
名前というのは、一生ものです。当たり前ですが。
僕はこの親が付けてくれた名前、そして、その意味を背負って生きていくのだと思います。
そして、「健康よりも、自分の人生で大切なもの」を今も探し続けています。