仕事をしている中で、
不安を抱えて仕事をしている人がいます。

これらの根っこにあるのは、
準備不足、経験不足、勉強不足の３つしかありません。
そして、これらの３つを克服しない限り、不安がなくなることはないのです。

例えば、得意先を訪問するとして、
「わからないことを聞かれたらどうしよう」
そう思ったら、どんな質問が想定されるのかをあらかじめ準備しておけば、
幾分不安は解消されます。しかし、それは幾分でしかありません。

「そういえば、前の訪問先でこんなことをあったな」
仕事の経験値を増やすことで、対応力が磨かれていきます。
忙しい時には準備する時間も限られる。
しかし、それを乗り切るだけの経験値があれば、大きな不安を感じることはないでしょう。

「あの時、聞かれたことに即座に提案ができなかった。戻ってから慌てて本を読んだな」
経験を重ねることで、自分の足りない部分、至らない部分が鮮明になってきます。
そして、それがわかってくると、自然に学ぶようになります。
どんどん知識が頭の中に蓄積されていって、不安が入り込む余地がなくなっていきます。

不安というのは隠そうと思っても、滲みでてしまうものです。
そして、その不安が得意先に伝染し、不信感につながります。仕事を依頼するのを躊躇するようになる。
そうならないためには、準備、経験、勉強の３つをちゃんとしておくことです。