僕は挫折している人が好きです。
いや、正しく言うと、挫折を乗り越えてきた人が好きです。
簡単にはあきらめずに、逃げずに、足掻いて、何度も立ち上がる人が好きです。
最近読んだ本の著者は、有名なコピーライターの方です。
入った会社で一番最初に配属されたのは人事部です。
コピーライターになりたいと思い、
挑戦を始めますが、
仲のいい先輩コピーライターにも
「あなたは向いていないかもよ」と言われる始末。
誰かに見つけてもらおうと広告賞に応募するけれど
ほとんどが一次予選落ち。
それでもあきらめなかった。
そんな彼が、今では、日本を代表するコピーライターになっています。
人生にはたくさんの山があります。
小さな山、大きな山、ほんとうに様々な山があります。
挫折せずにするっと登りきるのはかっこいい。
だけど、挫折を繰り返して登り切り、そこで見た頂上の風景は、
挫折した人ほど感動が大きいと思います。
きっと挫折を経験していない人と比較にならないほどに。
一流と呼ばれる人ほど、大きな挫折を経験しています。
挫折を経験してから、一流への険しい山道を登り始めている。
それは、自信を持って言えることです。