仕事をしている中で、「ブランディング」という言葉をよく聞きます。
「うちの会社のブランディングを考えているのですが…」みたいな
相談を受けることも多いのですが、よくよく話を聞いてみると
ほとんどの場合、何となくその言葉を使っているだけで、
実は自身の会社を見定めていないケースがほとんどです。
そこでお話するのは、
「御社はお客さんからどのように見られたいですか?
どんな印象を持ってもらいたいですか?」
というものです。これが最初にあるべきと思っています。
岩手の中小企業の場合、
社長がプレーヤーを兼任している場合が多々あります。
その時にも同じように
「どんなふうに認識されて、仕事を依頼されたいですか?」
と聞くようにしてします。
「値引きにも柔軟に対応して、便利に使ってもらいたい」
そう思う人はいないでしょう。
「提案力を評価されて、相談される存在でありたい」
こういう風に考えるのが自然です。
最小単位である「じぶん」。
そして、「じぶん」はどんな風に知られ、どんな評価を得たいか。
それを考えておくことは、すごく重要です。
なりたい自分が定まっていると、
日頃の行動や取組は、それに近づくためのものになっていきます。