劇団の広報を一手に引き受ける仕事をしていました。
劇団というのは、制作、役者、舞台美術、演出、広報など、
様々な職種の人が存在しています。
そして、今回の仕事では、それらの方々すべてと関わるものでした。
これだけ多くの方々と対話をしながら、
課題解決のポイントを探っていくのは初めての経験でした。
それぞれがその道のプロフェッショナルであり、
言葉には重みがあります。
ただ、それらの要望すべてをかなえることができないのも事実です。
もちろんそこにかけられるお金も限りがありますし。
僕は対話の中で、強調していたのはただ一つのことです。
それは、
この公演を成功させるために、ベストな方法は何か?
ということだけです。
シンプルな目標を提示して、それぞれの立場でそれを実現するための方法を考えましょう。
複雑なものではなく、わかりやすく、共感できるもの。
チームワークを発揮するためには、それが大事だと思います。