意味のあること、ないこと。
その線引きというのは難しいですね。
ただ、その意味がないように見えることに
実は大きな意味があったりするのも事実です。
知り合いの営業マンは、
得意先に行った時に、
一度駐車場を見渡して、ゴミ拾いをしているそうです。
「それって、やる意味ありますか?」
そういう声が聞こえてきそうだ。
ただ、その姿は必ず得意先は見ています。
そして、それが深いつながりであったり、
その人に仕事を依頼することにつながる。
効果のある提案をするのは大事なこと。
不安を感じさせない安定感のある進行も大事なこと。
ただ、仕事を依頼する人とというのは、
それ以上に「自分のために一生懸命がんばってくれる人」と
仕事をしたいと思うのです。
先ほど話した営業マンは、岩手県の広告業界で
ナンバーワンと言ってもいい方です。
そういう人が、今も「意味もないこと」と思われがちなことを
実直にやりつづけている。