脳の中に「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる場所があります。
側坐核が刺激されると、意欲を高めたり、
楽しいと感じるドーパミンというホルモンが分泌されます。
ドーパミンが行動力の源泉になります。
では、側坐核のスイッチを入れるには、どうすればいいか。
「頑張ってね」と言われても、
「なんですぐにやらないんだ」と叱責されても、
そのスイッチは入りません。
側坐核は、何らかの行動を起こすことで刺激を受け、
ドーパミンを放出するのです。
気合や根性と言ったものは一切関係なく、
「行動に着手」することでスイッチが入ります。
そうするためには、行動のハードルを下げることがいいと思います。
「まずはちょっとだけやってみる」
「短い時間を使ってみる」
そうやってハードルを下げることで、行動のスイッチが入りやすくなります。
ちょっとだけやるつもりだったのに、
調子が上がってきて、思った以上に進んだという経験をしたことがあると思います。
だから、先送りにせず、ちょっとでいいから進めてみる。
これを普段から心がけています。どうにも怠け者なので。