キャリアを重ねることで注意していることは、
「評論家になってはいけない」ということです。
マネジメントをしている中で、
あるいはディレクターとして仕事をしている中で、
時折、どこか評論家のような口ぶりになっていることがある。
(猛省しています)
作り手として、現役である以上、
評論家であってはならない。高見から意見を言うようになってはいけない。
常にグラウンドに立ち、プレーヤーの意識を持っていることが大事。
僕はクリエイターとしては晩年を迎えています。
ここでプレーヤー意識が減退していったら、
転げ落ちるようにダメになっていくと思います。
同じ仕事の現場に立ち、
同じようにアイデアを出し続ける。
物を書き続ける。
評論家になっている場合じゃない。