全体把握力。
そんな言葉はないと思うのですが、
言葉として、あらわすなら、やはり「全体把握力」という言葉が合う。
ディレクターとして仕事をする場合、
制作するものが増えるほど、関わるスタッフも増え、
同時にチェック機能も厳しくなってきます。
そこで重要になるのが、全体把握力だと思います。
この全体把握力というのは、
隅々まで目を配る。そして、全体最適が何なのかを
敏感に感じ取る能力のことです。
ディレクターは、多くの判断をしなければなりません。
そして、じっくり時間をもらえることは少なくて、
即断即決を求められることのほうが多い。
そういう仕事環境の中で、
常に全体の動きを感じることが重要。
全体の動きがわかっているから、的確な判断ができると思うのです。