「みんな違っていて、それでいい」
「自分らしくありたい」
そういう言葉があり、否定するつもりはまったくありません。
ただ「自分らしくありたい」を「他者と競争しない」に
すり替えることはできないのです。
それは、「みんな違って、それっでいい」と言いながら、
本当の社会では、競争が繰り広げられていますし、
評価を与え続けられている。それが社会というものです。
どんなに優秀な人であっても、
ずっと勝ち続けることはできません。
それを恐れる必要はまったくない。
負けることは、ある意味、仕方ないことなのです。
一時的に評価が下がることもあるかもしれない。
それを恐れてもしょうがないことです。
ただ、負け続けるのはよくない。
負けの中から
自分が不足している部分を認識し、その不足を改善するための方法を探す。
それが成長というものではないでしょうか?
むしろキャリアが浅いうちは、負けをたくさん経験したほうが良いとさえ思っています。
負ける経験をしておかないと、
心も折れやすくなる(心が折られたくなくて逃げる)人間になってしまうのです。