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制作会社のこれからの10年 (6)

(1)AIの進化によって、制作者の仕事が減る

(2)情報流通が活発化することで、競争が激化する

(3)そもそものマーケットが縮小。発注力が下がる

 

知り合いの制作会社から「仕事の単価を上げたい」という話を聞くことがあります。

この先、(1)~(3)の状況が起きることを考えると、

単価を上げることは相当難易度の高いことだと思います。

もちろん、不可能とは言いませんが、

時間もかかるし、労力もかかります。

 

そして、僕が考えることは、

「単価を上げる」のではなく、

「単価を決める側」になるということです。

 

ライト・ア・ライトは、

単独で競合コンペに参加することが少なくありません。

単独で参加する場合には、

すべての決定がライト・ア・ライト社内で行われます。

つまり、見積もりの中の制作にかかる金額も、

ライト・ア・ライトが決められるということです。

競合コンペは獲得できなければ、一銭もお金がもらえません。

しかし、獲得できれば、金額的にもメリットは大きい。

結果として「単価が上がる」からです。