仕事の中で多くのことが効率化されています。
もちろん効率的に作業を進めることは
大事なこととは思うけれど、
それだけではないと思っています。
今日はテレビ出演の立ち会いがあり、
出演まで2時間ほどの待ち時間がありました。
その時間で、いつもの打ち合わせの場では
話さないような話がたくさんできた。
家族のことであったり、これからやりたいことであったり、
そういう話をすることは非常に意味がありました。
そして、これは効率的なものではありません。
ただ得意先と「効率的に関係を深める」ということは
ほとんど不可能だと思っています。
忙しい日々の仕事の中ではなく、
こうしたエアポケットのような時間を
とても大切にしたいと思っています。
ふだんの仕事の中でも、
夜に一段落したところで、
社員と今後の仕事について話すことがあります。
そういう時というのは、
案外いいアイデアが出たり、本音を話せたりするものです。
効率的=正義というような風潮には、違和感があります。