初めに言があった。言は神と共にあった。
言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。
万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。
言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。
光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
これは新約聖書の「ヨハネによる福音書」の冒頭部分に書かれています。
「言」というのは、説明するまでもなく「言葉」のことです。
まず最初に言葉があった。
僕が言葉の仕事にこだわる理由はここにあります。