制作会社というのは、
デザインだったり、映像だったり、ホームページだったり。
それらを「つくる」ことでお金を得ています。
ナガオカケンメイさんが
以前「『つくらない』をつくる」と言っていたことがあります。
すでに多くの優れたデザインがある。
それに加えて新しいものをデザインするのではなく、
「LONG LIFE DESIGN」という概念を
多くの人に広めていくというのが
ナガオカさんが目指したことだと思うのです。
すでにあるグッドデザインに光を当て、
多くの人に知ってもらい、購入し、長く使ってもらう。
ナガオカさんはそれらの商品の買い取りも行っており、
「LONG LIFE DESIGN」を徹底しています。
ナガオカさんはデザインではなく、「仕組み」をつくっているのだと思います。
制作会社というのは、完全な労働集約産業です。
手を動かさない限り、お金にはなりません。
僕はこの労働環境を変えていきたい。
新しい「仕組み」を作ることで、お金と価値を生み出していきたいのです。