実店舗での販売が苦戦しているという話が聞こえてきます。
「ネットで安いものを見つけて買う」
というスタイルが当たり前になると、
実店舗にわざわざ足を向ける必要がなくなる。
そういうことが苦戦の現況です。
先日、盛岡市の「桜台マート」さんの話を聞きました。
小さくて、しかも市中心部から離れている桜台マートには、
多くのお客さんが訪れているそうです。
それは「刺し身」のこだわり。
新鮮で、おいしい魚を食べたいというお客さんは
確実に存在していて、
さらに提案もしてくれるお店には、
深く、太いニーズがあるのだと思います。
お店を「販売する場所」ではなく、
「お客さんとやりとりを楽しむ場」に変えることで
小売の可能性は開かれてくると感じます。