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心理的安全性

「心理的安全性」という言葉が

よく使われるようになりました。

例えば、会社の会議。

「こんなこと言ったら、バカにされるかな」

「揚げ足取られて、ドギマギしそう」

というように、発言をセーブするような

心理状態では、良い会議になるはずがありません。

活発な意見などが出るはずがない。

「心理的安全性」が担保された状態にすることで、

好影響を与えるという考え方です。

 

経営者の心理的安全性を担保するのは、

10年後の未来だと、僕は考えています。

不安定な状況下で、

経営者は悩み、迷う。

全力で走りながら、頭のどこかでは、

こんなやり方でいいのかなと思う。

それは未来に対する不安が原因です。

 

例えば、この先の10年。

どんな社会になるかを予想しながら、

会社の方向性を定めていく。

そして、その方向性は自社の理念に合致するものかどうかを

検証していく。

それを繰り返して行うことで、

少しばかりは「心理的安全性」が担保されていくと考えています。

 

では、10年先の未来予測の精度をどうやって高めるか。

それには勉強するしかない。

経営者がのんびりできることはありません。

社員の誰よりも勉強する。

それが大事だと思います。

 

岩手県の企業においても、

経営者とプレーヤーを兼任している方は多い。

僕自身そうです。

どんなに仕事が忙しい時でも、

最低15分は読書に時間をあてる。

これは僕自身が実践していることです。

そうしないと不安で仕方ないのです。