「うちの会社は小さいし、誇れるようなものはない」
謙虚な社長さんは、そういうことを言う。
しかし、それは本当でしょうか?
以前、取材した経営者に、
「ある経営者に出会って、人生が変わった」
と言われたことがありました。
そして、その「ある経営者」の方は僕も知っている方でした。
その話を聞いた時に、納得感が大きかった。
どちらの経営者も、僕はすごく魅力を感じる方であり、注目している企業です。
自分がこの2つの企業に共感を覚えるのは、
同じ方向性あるいは思考を持っているからだと思います。
経営の方針や理念というものは、
深く浸透するほど、大きな財産となり、
会社の骨格になっていきます。
そして、それは競合他社が
簡単に真似できるものではないと思います。
自社の特徴がわからない時は、
取り引きいただいている得意先に
聞いてみる。
「うちの特徴ってなんですかね?」
ここには大きなヒントがあるような気がしています。