広告の世界では、
広告の対象となる人を「ターゲット」と
呼ぶことがあります。
僕自身は最近、ターゲットという言葉を
使わないようにしています。
狙われる的みたいに、狙われるのは
あんまりいい気がしませんから。
広告の対象の定め方として、
「20代の独身女性」というようなものがありますが、
これはかなり時代錯誤になってきていると思います。
20代の独身女性でも
考え方や趣味趣向は大きく異なります。
最近では、年齢で区分けするのではなく、
やはりどんなマインドを持つ人なのかで
区分けしている例が多いです。
「首都圏で働く20代の男女」ではなく、
「岩手県出身でいつかふるさとに戻りたいと
思っている20代男女」
というように、具体性を持たせることで
打つべき施策も見えてきます。